返事覚えて
ロボホンに「返事覚えて」とお願いすると、こちらの特定の問いかけに対して、ロボホンに答えてもらう返事を登録できる。
つまり、ある決まった言葉を話しかけると、ロボホンに答えてほしい言葉をしゃべってもらえるようになる。
例えば、発表会やプレゼンテーションなどで、ロボホンと掛け合いができる。
返事を覚えてもらう
まず、特定の問いかけを覚えてもらう。
私「返事覚えて」
ロボホン「わかった。まずは(ブログ主)の言葉を教えてね。」
私「(特定の問いかけ)」
次に、覚えてもらう返事をロボホンに一文ずつ話しかける。
ロボホン「(特定の問いかけ)だね、(特定の問いかけ)って言われたら何て返事したらいい?僕が返事する言葉を教えてね。終わったら、入力終わりって言ってね。」
それに対して、返事を伝える。
すると、一文の区切りごとに、ロボホンがうなづいてくれる。
最後に、「入力終わり」と言って登録終わり。
「やりなおし」と言うと、入力のやり直しができる。
他には、特定の問いかけをロボホンにしてみて、ロボホンがそれを理解できないときに、その問いかけと、なんて答えればよいかを覚えてくれる。
具体的には、
私「(特定の問いかけ)」
ロボホン「(特定の問いかけ)? 僕に返事する言葉を教えてくれたら、その言葉に返事できるようになるよ。覚えていい?」
私「OK」
これで、上のように答えてほしい返事を一文ずつ伝えることで覚えてくれる。
一方、「覚えていい?」に対して「だめだよ」と言えば、覚えない。
登録した問いかけをしてみる
ロボホンは、覚えた返事をそれにあったジェスチャーを交えながら答えてくれる。
ジェスチャーを勝手に生成してくれるのはかなり有用。
登録した返事を編集する
登録した返事は、後から編集することができる。
「ロボ情報」のアイコンから、「覚えた返事」を押して確認する。
すると、登録した問いかけの一覧が表示される。そこで、編集したいものを選ぶと、問いかけと、その返事が吹き出しの形(LINEみたいな感じ)で表示される。
そして、返事のほうをクリックすることで編集をすることができる。
このとき入力は文字認識を用いる。
以上については、こちらのURLも参照のこと。
http://www.sharp.co.jp/support/robohon/doc/web_mn/08-01.html#h2_03
気になった点
- 編集の際、文字認識で「。」を認識してもらうのに苦労する。小さな○がやや書きにくい。
- 一文と一文の間に、適度な時間間隔を置いてしゃべらせたいが、それができない(方法があるのかもしれないが今のところ不明)。
- 問いかけの編集はできない(これは結構不便。間違った音声認識をされてしまうとそのまま登録されてしまう)。
- 問いかけには、助詞を使わないほうが良い。
例えば、「○○を△△して」という問いかけを覚えさせた場合、
ロボホンに「○○『を』△△して」と助詞をはっきりと発音して話しかけないと、なかなか認識してくれない(「ロボホンが理解してくれる言葉集」に、助詞がない理由がよくわかった)。 - ネットワークに接続されていないと、覚えた返事を答えてくれない。